今日は、以前、夢についてという記事で書いた友人の命日でした。
お通夜と告別式が終わって間もない頃のことです。今でもはっきり記憶に残る、ある経験をしました。
夜の12時過ぎだったと思います。彼女がいなくなってしまったことがまだ信じられず、ひとり部屋の中でぼんやりしていたのですが、悲しくてやりきれない気持ちをどうしたらいいのかわかりません。いつのまにか、心の中で彼女に一生懸命話しかけていました。
「○ちゃん、いまどこにいるの?どうしてるの?」
話しかけながら、テレビのスイッチを入れました。テレビなどどうでもよかったのですが、勝手に手がリモコンのボタンを押していました。
次の瞬間、こんな歌声が流れてきたのです。
想っているよ
想っているよ
君を
君を
全身が固まりました。
あまりにも完璧なタイミング。
「返事をくれた」と思いました。その時はそうとしか思えなかったのです。
初めて聴いた曲でしたが、調べてみると、流れていたのは高杉さと美さんの『遠く離れても』という作品でした。
本当は別れた恋人に向かって語りかける歌ですが、歌詞の1番の内容は、亡くなった人が残された人を思う歌としても違和感なく聴けるものです。
これをシンクロニシティと呼んでも、単なる思い込みと笑い飛ばしても、それはお読みになった方の自由です。
でも、面倒見がよくて優しくて茶目っ気があった彼女が、向こう側からメッセージをくれたのだと感じたことで、私は本当に救われました。
その後、1度だけ彼女の夢を見ました。ちょっと変わった服装をしてニコニコ笑っていて、なんだかほっとしました。
それ以来夢では会ってはいませんが、頑張り屋さんなので、きっと今頃修行にはげんでいることと思います。
死別というのは、寂しいけれど、避けられないもの。お節介とは思いますが、みなさまもできるだけ後悔が少ないように、会いたい人にはちゃんと会い、大切な人はめいっぱい大切にしてください。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんばんは。
ブログ名「ももぴっぴっソナタ」に変更しました。
これからもよろしくお願いします(^◇^)
ももぴっぴっさん、こんばんは^^
新しいブログ名も可愛いですね。
こちらこそこれからもよろしくお願いします♪