「自由」な時間に何をしているかを見れば、その人の10年後の姿がわかる。(ナポレオン・ヒル)
ポケーッとしている時にこんな言葉に出会うと、少なからずドキッとしませんか?
確かに、過ごしている時間の積み重ねこそが未来をつくりますよね。
成功哲学の祖、ナポレオン・ヒルは、1908年、鉄鋼王カーネギーの依頼を受けて500人以上の各界の優秀なリーダーのインタビューに着手し、20年の歳月をかけて成功哲学を体系化、自らも大富豪になっています。この金言はそうしたリーダーたちの経験から生まれたもののひとつなだけに、重みがあります。
ついでに言えば、ヒル以降、現在まであまたの「成功」や「引き寄せ」をテーマとした本が出版されていますが、ヒルの著作を読むと「あれもこれも、とっくにここに書いてあることだったんだ」とわかってしまいます。
さて、話は冒頭の言葉に戻りますが、<「自由」な時間>と、カギカッコがついているところがミソです。
私たちは、何時から何時まで学校や会社にいるとか、この時間には家にいなくてはいけないとかの制限があっても、その間の一挙手一投足まで誰かに決められているわけではないですよね。
どんな意識をもってどんなふうに過ごすかは、自分で決められます。だから、自由な時間というのは、自分でコントロールできる時間すべてを言っているわけです。
どうせなら、できるだけ生産的な時間を増やしたいですよね。では、どんなことをしていたら生産的か?
少なくとも、あとで後悔しないような過ごし方。「こうすればよかった」ではなく、「こうしてよかった」と言えるような選択をしていくことですよね。
もうひとつ、自分でめざすものがあるのなら、「私は今、それに近づけるような行動をとっているかな?」と自問自答してみるといいです。
「仕事を楽しみ、社会に貢献している私」「女性としても人間としても魅力的な私」「良いパートナーに恵まれている私」「経済的な自由を手に入れている私」。
クライアントのみなさまの「なりたい人物像」(複数回答あり)を要約してみると、だいたいこういう感じになっていますが(^_^)
「メタボが治っておしゃれを楽しんでいる私」でも「自然に囲まれて家族と仲良く暮らしている私」でもなんでもいいわけです。
何らかのかたちでそれと結びつくような時間の過ごし方を日々意識して、ちゃんと行動に移していけば、必ずなれます。
「でも、10年後どころか半年先もどうなるかわからないでしょ?」などと言うなかれ。
「先が見えない社会状況だから何をしてもムダ」という人は、ノストラダムスの大予言を信じて宿題をやらないちびまる子ちゃんみたいなものです。
原因と結果の法則も、引き寄せの法則も、今この瞬間にも働いています。どんな状況でも、希望は捨てちゃダメです。どうでもいいと思っていたら、この先も「ほら、やっぱりどうでもいいよ」と思うような状況しかやってきませんよ。
希望がかなえられた時のうれしさを想像して味わってみてください。そして、「私は今それに近づけるような行動をとっている?」と、自分に聞いてみて下さい。
コメント
コメント一覧 (2件)
とてもよいお話ありがとうございました。
yumeさん、こんばんは^^
いつも読んでいただいてありがとうございます。
yumeさんの素敵な夢、いつでも応援しています^^♪