あの子もこの子も、モールの持ち手がついたミルキーの箱を持って歩いてる。七五三にはミルキー千歳飴。チョコレートならパラソルチョコとペンシルチョコ。そんな時代がありました。
みんな大好き不二家のペコちゃん。
そのペコちゃんの65年の歴史がわかる「ペコちゃん展」(平塚市美術館)に行ってきました。
とってもよかったです!
展示テーマは「ペコちゃんから見た昭和」と「ペコちゃんの今」の2つに分かれています。(フラッシュなしなら撮影もOKです。思わず撮りまくってしまいました。)
昭和編では、各年代のペコちゃん人形やグッズはもちろん、レアな絵本、ポスター、アニメーションなど、マニアも喜びそうなものがいっぱい。
そして「ペコちゃんの今」では、さまざまなアーティストが「現在のペコちゃん」をモチーフに作品を創っています。中でもこの絵はリアルな描写力と細部へのこだわりが最高でした。
2枚の写真は同じ作品の一部を切り取ったものです。勝手にキャプションつけてごめんなさい。
私は、一番盛り上がる「同年代のカワイイもの好きの友達」と行きましたが、カップルや親子で行っても楽しめます。年配のお母さんと娘さんの二人連れもいらっしゃいました。
戦後の貧しかった時代から現在まで、日本社会の変遷を見届けてきたペコちゃん。不二家の不祥事が明るみに出た時は、ネットで「ペコちゃんにあやまれ」コールが起きました。私もそうだそうだ!と思いました。
やっぱりみんなペコちゃんが好き。
ペコちゃんとともに昭和を過ごした人は、ほんわか幸せな思い出に浸れます。近年のペコちゃんしか知らない人も、きっと、キャラクター界のレジェンドの「カワイイ」の底力を体感できるでしょう。ペコちゃん展は9月13日(日)まで。
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