好きな場所でゆっくりお茶しながら、窓の外を眺めるのが好きです。
急ぎ足で歩く人、うつむき加減でゆっくり歩く人、仲のよさそうな二人連れ、家族連れ。
道行く人を見ていると、こんな考えが浮かんできます。
それぞれの人にストーリーがある。名前があり、目下、頭を占めている何かがあり、目的地があり、帰る場所がある。
人って大きなところでは同じだけれど、小さなところでは一人ひとり全然違う。
大きな共通点を信頼し、小さな差異を尊重するところに、きっと良い関係が生まれるのだろう。
みんな等しく「自分の世界」を生きているのだから、正しさを競って何の意味があるだろう。。。
これは異国を旅する時に似た気分です。映画のスクリーンを見ているようでありながら、自分も登場人物の一人になりきってしまうのです。
もちろんこの時、自己イメージは女優レベルまで急上昇!(*´з`)
最近、そんな気分を盛り上げてくれる素敵なカフェを近所に見つけました。
広々とした古風なインテリアが素晴らしく、お茶とお菓子がおいしく、接客が丁寧で、しかも窓から見える風景がなんとなくパリっぽい。
シューマンなどが静かに品良く流れ、いつもおおむね空いているのも非常に好みです。
ただ、空いていて落ち着けるのはいいのですが、お客さんが少なすぎてお店がなくなるのも困ります。
少しずつ、こっそり広めていこうかなぁと思う。。。そんなこの頃です。
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