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筆跡診断は人を決めつけるためのもの?

丘公園の猫

地元の公園に猫たちがいます。

ほとんどの猫は警戒心が強く、自分からは近寄ってきませんし、
こちらから一定以上近づくと逃げてしまいます。
でも、辛抱強くアプローチすると距離が縮まってくるのがうれしいです。

さて、文字の書き方にも犬型と猫型があるのをご存じでしょうか?
好奇心が強く社交的な犬型と、内向的な猫型。
タイプの違いはどこに表れるかというと、紙の余白の取り方です。

写真の猫は植え込みのそばに体を寄せていますね。
まわりに何もない道の真ん中にいるよりも、安心できるからです。

猫型の性格の人が文字を書くときも似たような心理がはたらき、
はがきなども紙の端、ぎりぎりの位置から書いていく……
というふうになるわけです。

ただ、同じ猫でも性格の違いがあるように
猫型の特徴がある人も、
ほかの特徴と考え合わせればさまざまなタイプに分かれます。
まったく同じ診断結果になることはありえません。

少しだけ筆跡診断を学んだ段階だと、
「あっ、この人は〇〇な人!」とか
決めつけて満足してしまいがちですが、
それだけではお遊びのナントカ占いと変わりません。

なので、自分の講座を通して最終的に伝えたいのも、
レッテルを貼ることではなく、まったくその逆のことです。

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可能性に注目すること

「こう書く人はこういう傾向が強い」というのは確かにあります。

でも、知れば知るほど人間って多面的なもので、
どんな人にもいろいろな可能性が潜在していて、
しかも自分次第でそれはどんどん引き出せます。
そうやって喜びいっぱいの毎日を創っていくことができます。

長所と短所だって、コインの裏表のようなものです。

ならば、筆跡を通じて知ったそれらのことを
どんなふうにとらえ、どう生かせば
みんながもっと良くなれるだろうか?

長い間考えてきました。

そして、人間関係、仕事、勉強etc.を通じて
トライ&エラーをくりかえしてきた結果、
だんだん見えてきたものが、あります。

それを一人でも多くの人と共有して、
納得できたら取り入れてもらい、
生きやすい、良い人生につなげてもらおう。

そのためにできることを最大限やっていこう。
というのが私の一番のモチベーションです。

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